急行【はまなす】
     J.R. Express "Hamanasu"

青函連絡を担う急行列車として活躍中。
(写真:青森駅/撮影:デューク)
●基本データ・運転区間
登場年:1988(昭和63)年
運転区間:青森(秋田)⇔札幌
使用車種:PC14系・PC24系25形

●列車の解説
 青函トンネル開通に伴い、長く青函連絡を担ってきた連絡船が廃止となった。
 大半が快速「海峡」や、特急「はつかり」に振り替えられたが、夜行便となっていた1往復については、夜行列車として札幌〜青森間直通運転に切り替えられた。これが、急行「はまなす」であった。

 「はまなす」は青函連絡船の夜行便と同様、青森で本州の列車と接続する体制をとった。具体的には「はつかり」と「白鳥」との接続であった。一方、函館は深夜となり、札幌到着についても青函連絡船よりも大幅に早くなり、便利な列車であった。

 車両面においては、当初は14系の客車のみの編成であったが、寝台車の連結の要望が相次いだようで、平成3年になり、24系寝台客車を連結するようになった。

 全国で急行列車の衰退が相次ぐ中、比較的堅調な利用を誇る「はまなす」は、引き続きの存続が見込まれる(新幹線の北海道上陸でどうなるかはわからないが)が、車両の方はすでに耐用年数を迎えている感もあり、今後車両をどうして行くのかという判断次第では、廃止ということもありえそうではある。

●ギャラリー

 深夜の函館駅に到着する「はまなす」。
 札幌〜函館間はDD51が牽引し、やってくる。車両の両数が短いため、単機での牽引である。
(写真:函館駅/撮影:デューク)

 青函トンネルへ向かうのを待つ「はまなす」。
 函館〜青森間はED79が牽引する。「はまなす」は急行列車ながら、機関車にもヘッドマークを掲げている。
(写真:函館駅/撮影:デューク)

 終点の青森に到着した「はまなす」。
 乗客の多くは接続の特急列車に乗車して南へ向かう。北海道への交通は航空機が大部分のシェアを占めているが、こうしてみると、鉄道も細いながらも需要が存在していることがわかる。
(写真:青森駅/撮影:デューク)

 こちらは座席車側。。
 「はまなす」は、いまや、14系の座席車を使用する最後の定期列車となっている。

(写真:青森駅/撮影:デューク)

 カーペットカー。
 指定席料金で横になれるというのがヒットして、人気の車両となっている。連休中などは、発売と同時に売切れてしまうことも多いようだ。

(写真:青森駅/撮影:デューク)

 札幌駅に到着する「はまなす」。
 だいたい7両編成くらいが通常の編成。

(写真:札幌駅/撮影:デューク)

 「はまなす」の行先方向幕。
 国鉄タイプの方向幕であり、この方向幕そのものが貴重ではあるが、特に面白みはない。

(写真:函館駅/撮影:デューク)