登場年:1990(平成2)年
運転区間:高知〜中村
使用車種:2000系 /元使用車種:キハ181系・キハ185系
1990(平成2)年に急行「あしずり」を格上げする形で登場したのが、特急「あしずり」である。当初は下り2本に上り1本という形で登場したが、その後、増発はされるものの、下り列車優勢のまま運転されていく。
土讃線系統は高知での乗継についてはなぜかあまり積極的ではなかったようで、「南風」「しまんと」がそのまま直通していく形態が続いていた。このあたりは、松山の電化によって、松山で明確に運転系統が分かれ、ほとんどが松山で「しおかぜ」「いしづち」と「宇和海」の接続という形となった予讃線系統との根本的な差であった。
このようなためか、「あしずり」はいまいち存在感のない列車となってしまい、その後は下りが5本もあるのに上りは1本しかなくなり、1999(平成11)年以降は上り列車がなくなるという事態にまでなった。そして、2003(平成15)年以降は下り列車1本だけという状態となり、列車の愛称を残すために残っているような状況となってしまった。また、このときから宿毛への直通も廃止され、存在感が限りなく無くなったのであった。
しかし、2009(平成21)年3月改正で高知〜須崎を短距離運転する臨時特急「あしずり51号」が新設。臨時とは言え毎日運転の扱いになっているため、事実上は下り2本体制へと再び拡大した。ところが、2010(平成22)年3月13日改正で「あしずり51号」は廃止され、また1本となった。