特急【北越】
     J.N.R / JR. Limited Express "Hokuetsu"

雪の中を快走する「北越」
(写真:さつき野〜荻川/撮影:デューク)
●基本データ・運転区間
登場年:1969(昭和44)年
運転区間:(大阪)金沢〜新潟(長岡)
使用車種:485系・489系

●列車の解説
 昭和36年に登場した特急「白鳥」は青函連絡と言う重責を担っていたが、北陸への足としても重用されていたため、特に新潟までの混雑は年々深刻になっていた。
 それを問題視した国鉄は昭和44年のダイヤ改正で、485系を新たに投入し、大阪〜新潟間の特急を新設した。これが特急「北越」であった。
 この結果、新潟までの乗客を「北越」が半ば引き受ける形が出来上がり、「白鳥」は青函連絡に専念できるようになった。その後、「北越」は金沢発着を増発して3往復の体制となるが、「雷鳥」の新潟延長が決定すると、大阪〜金沢間が廃止となり、北陸〜越後間の都市間特急となった。
 国鉄末期には一旦1往復に戻されるが、「はくたか」やその他の一部の急行列車の重複区間を逆に吸収し、増発が実施された。しかし、結局L特急には指定されなかった。この状態でJR化を迎えることになる。
 JR化後は比較的早い時期に上沼垂のリニューアル485系が投入されるなど、体質改善が進んだが、新幹線接続を担う「かがやき」が登場し、格下の特急と言うイメージが強くなった。これが悪影響を与えたのか次第に利用率が低下していった。また、平成9年には北越急行が開通し、同線経由の「はくたか」が新設されると、長岡で新幹線を接続して北陸へ向かうルートがメインルートから脱落。「北越」は大幅に減少し、一時は2往復にまで落ち込んだ。ただし、北陸〜越後間の都市間輸送の役目もあった「北越」は廃止は免れた。
 最近では「白鳥」と「雷鳥」との重複区間がすべて「北越」に統一されたため、5往復での運転となっていて、全列車金沢〜新潟間での運転となっている。

●ギャラリー

 新潟で発車を待つ「北越」8号。
 最近は発車直前にならないと入線しない列車も多い中、この列車は20分も前から乗車でき、非常に良い。
(写真:新潟駅/撮影:デューク)

 高岡駅に到着する「北陸」。
 3000番台とその他の車両は特に区別されることもなく使用されるため、来てみて初めて使用する列車がわかる状態だ。
3000番台は車内のリニューアルも行われているから来たらラッキーだ。
(写真:高岡駅/撮影:デューク)

 新津駅に到着する「北越」5号。
 まだ、9月上旬だったこともあり、明るい。
 「北越」は、いつの間にやら直江津〜新潟間を走行する唯一の昼行特急となってしまった。
(写真:新津駅/撮影:デューク)

 「北越」の方向幕。
 上りの金沢行きのもので、国鉄時代からのものが使用されている。もともとL特急ではないから、おそらくそのまま使われているはずだ・・・
(写真:新潟駅/撮影:デューク)

 「北越」の方向幕その2(「幕」ではないか・・・)。
 3000番台の車両のLED式の表示機。デザインは幕のものをLEDにしただけという感じだ。ただ、列車名などが大きくなっている気はする。
(写真:魚津駅/撮影:デューク)