掲載日/2005・12・11//更新日/2006・06・04
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特急「いなほ」

■列車データ
列車名:いなほ
読み方:いなほ
種別:特急
登場年:昭和44年(1969年)
使用車種1:キハ80系(S44〜S47)
使用車種2:485系(S47〜)
運転本数:7往復(H17)
運転区間:(上野)新潟〜(村上)酒田・秋田・青森
走行距離:458.8km
表定速度:72.0km/h(H17/7号)
■列車メモ
  • 首都圏から庄内方面へ向かう特急列車として登場。その後は「つばさ」や「はつかり」の補完列車としても機能していくことになる。上越新幹線開業で新潟での接続となった。

  • ●列車の解説

    特急「いなほ」が登場したのは昭和44年のことで、「つばさ」がキハ181系化されたために余剰となったキハ80系を使用しての運転であった。

    当初は上野と秋田を上越線・羽越本線を経由して結ぶ列車であった。昭和47年には早くも電車化され、その後は上越新幹線開業までに最大3往復となり、「とき」等とあわせてL特急となった。また1往復は「はつかり」の補完として青森にまで顔を出すようになった。

    上越新幹線開業と同時に新幹線接続特急となり、新潟発着に改められ、急行「きたぐに」等を吸収して7往復となった。

    この状態でJR化されるが、その後は新潟〜村上間のショート特急なども登場するなど、運転本数は上下したが、最近では減少傾向にある。特に羽田〜庄内間の航空便の登場などは、東京方面から鶴岡・酒田への連絡輸送をになっていた「いなほ」にも、少なからず影響を与えているようだ。

    車両は電車化後一貫して485系が使用されており、リニューアルした3000番台などの姿も見ることができる。平成13年に「白鳥」が廃止されると、その新潟〜青森間を引き継ぎ、平成17年現在、在来線長距離特急No.1となっている。

    平成17年暮れの12月25日、砂越〜西余目間の築堤付近を高速走行していた「いなほ」14号がダウンバーストによって脱線するという事故が発生した。この事故で5名が死亡、多数の負傷者を出す惨事となった。

    ●乗車の記憶

    「いなほ」の存在はかなり前から知っていたのだが、乗る機会がなく平成15年になった。583系の乗り比べと称して、仙台から大阪まで磐越西線を経由して行ったのだが、このとき新潟で4時間ほどインターバルが発生したため、未乗だった「いなほ」に乗ることにした。このとき乗車したのは9号で村上まで乗車したが、隣に座ったおばさんと話しているうちに着いてしまった。

    その次に乗車したのが、平成16年の元旦で、正月パスを利用して新潟から酒田ので乗車した。この時は自由席は身動きの取れないような超満員状態で、こうなるのを見越してさっさと乗車していたため、窓側の座席を確保できたのだが、車内販売は当然来ないしトイレにもいけない状態で、散々な目に遭ってしまった。村上を過ぎるとデッドセクションなどがあってなかなか興味深かったが、これを過ぎてしまうと景色等はいいのだが、非常に退屈だった印象が強い。

    その後はきよ○んとともに旅行した際に新潟〜坂町間で乗車したのが最後であるが、まともに乗車したと思ったことがまだないため、もう一度是非乗車したい列車ではある。また、せっかく最長距離列車でもあるのだから、青森〜新潟間を完乗したいものだ。

    ●ギャラリー

    「いなほ」の方向幕。
    秋田行きのもので、国鉄時代からのものが使用されている・・・と思いきや、Lマークがなくなったもののため、最近新調されたものだろう。
    ただ、デザインは国鉄時代からのものである。
    新潟にて。
    「いなほ」の方向幕その2(「幕」ではないか・・・)。
    3000番台の車両のLED式の表示機。デザインは幕のものをLEDにしただけという感じだ。
    新潟にて。
    酒田に到着した「いなほ」1号。
    先頭車は北海道で苦闘した1500番台。
    酒田にて。
    発車を待つ3000番台を使用した「いなほ」5号。
    3000番台とその他の車両は特に区別されることもなく使用されるため、何が来るかは博打的な要素が強い。
    この写真を撮影した翌日、「いなほ」14号の脱線事故が発生している。
    黒山〜佐々木間にて。
    新潟を発車した「いなほ」9号。撮影した時はまだ初秋だったため、9号が発車する時間は明るさが残っている。
    新潟にて。
    新潟に停車中の「いなほ」11号。
    なぜか先頭車のシンボルマークがなくなっている。
    新潟にて。
    青森駅で発車を待つ「いなほ」8号。
    大阪〜青森間で活躍してきた「白鳥」のスジを引き継いだ列車で、現在まで青函連絡の一翼をになっている。
    青森にて。


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