特急【水上】
     J.R. Limited Express "Minakami"


草津」との併結で14両編成で運転中の「水上」。
(写真:北上尾駅/撮影:デューク)

●基本データ・運転区間
登場年:平成9年(1997年)
運転区間:上野〜水上(新前橋・石打)
使用車種:185系・183(189)系

●列車の解説
 上野から上越線の水上方面へは国鉄末期のころから特急「谷川」が運転されていた。
 平成9年に上越新幹線の運転体系が大きく変更となり、緩急の種別から行き先別の愛称となり、越後湯沢行きには新たに「たにがわ」の愛称がつけられることになった。
 愛称が新幹線に召し上げられた格好となった「谷川」については、行先である「水上」の名が新たにつけられることになった。もっとも、列車としての性格は「谷川」のころとまったく変わることは無く、新特急群の主力列車として活躍した。
 しかし、利用客の数は次第に少なくなっていたようで、朝晩を中心として、特に高崎以遠での乗車率はかなり悪化していた。また、データイムの乗車率も深刻な状態となるなど、てこ入れが急務となっていた。
 結局、データイムの列車は削減され、朝晩の列車も行先を短縮(その後愛称も変更)するなどしたため、現在では3往復にまで減ってしまった。
 現在では上越新幹線の停車しない高崎線沿線の速達列車網や水上方面への輸送に活躍しているが、この列車が取り巻く環境は厳しい状況にあるといえる。
●ギャラリー


 雪の水上駅で発車を待つ「水上」。
 185系のヘッドマークは水上周辺の温泉と谷川連峰をイメージしたものが描かれているが、どうもお手軽に感じる。
(写真:水上駅/撮影:デューク)


 「草津」との併結作業中の「水上」。
 当初全区間単独列車の存在した「水上」だが、平成18年現在では、全列車新前橋で解結作業を行うようになっている。
(写真:新前橋駅/撮影:デューク)


 臨時列車で活躍する183(189)系の「水上」。
 時刻表ではグリーン車が設定されていない列車がこの列車であるといえ、主に90、91号で使用されている。
 183系のヘッドマークは185系のものとはデザインが変わっていて、非常に秀逸なデザインであり、185系もこのデザインすればいいと思うのは私だけか?
(写真:大宮駅/撮影:裏辺金好)


 「水上」の方向幕。
 国鉄タイプの方向幕であり、L特急指定がなくなったため、Lが無い以外は登場時と変わらないデザインである。
(写真:水上駅/撮影:デューク)

 

  

2006/11/02更新(2006/11/02初版)