特急【水上】


波動用の185系を用いて運転されている臨時特急「水上」。
(写真:高崎線 北上尾〜桶川/撮影:デューク)

●基本データ

登場年:1997(平成9)年
運転区間:上野〜水上
使用車種:185系
元使用車種:183系

●列車の解説

 上野から上越線の水上方面へは国鉄末期のころから特急「谷川」が運転されていた。

 1997(平成9)年に上越新幹線の運転体系が大きく変更となり、緩急の種別から行き先別の愛称となり、越後湯沢行きには新たに「たにがわ」の愛称がつけられることになった。このため、愛称が新幹線に召し上げられた格好となった「谷川」については、行先である「水上」の名が新たにつけられることになった。もっとも、列車としての性格は「谷川」のころとまったく変わることは無く、5往復体制で新特急群の主力列車として活躍した。

 しかし、利用客の数は次第に少なくなっていたようで、朝晩を中心として、特に高崎以遠での乗車率はかなり悪化していた。また、データイムの乗車率も深刻な状態となるなど、てこ入れが急務となっていた。

 2004(平成16)年10月16日からは全列車が上野〜新前橋間で「草津」との併結運転となり、1往復は臨時特急「リゾート水上」に格下げ。さらに、2010(平成22)年12月改正で定期運転を終了し、臨時列車へと格下げとなった。

 臨時特急としての運転本数も減少の一途をたどり、近年は年末年始の臨時特急として走る程度となっているが、高崎線系統の特急が651系に置き換えられた中でも、引き続き185系で運転されている。

●ギャラリー(185系)


湘南色の185系による特急「水上」
(写真:山手線 鶯谷駅より/撮影:裏辺金好)

「草津」との併結で14両編成で運転されていた当時の「水上」。
(写真:高崎線 北上尾駅/撮影:デューク)

(写真:上越線 渋川駅/撮影:裏辺金好)

「水上」の方向幕。国鉄タイプの方向幕であり、L特急指定がなくなったため、Lが無い以外は登場時と変わらないデザイン。
(撮影:裏辺金好)

 雪の水上駅で発車を待つ「水上」。
 185系のヘッドマークは水上周辺の温泉と谷川連峰をイメージしたものが描かれているが、どうもお手軽に感じる。
(写真:上越線 水上駅/撮影:デューク)

「草津」との併結作業中の「水上」。
(写真:上越線 新前橋駅/撮影:デューク)

●ギャラリー(183系)


臨時列車で活躍していた183系の特急「水上」。 183系のヘッドマークは185系のものとはデザインが変わっていて、非常に秀逸なデザインである。
(写真:東北本線 大宮駅/撮影:裏辺金好)

(写真:東北本線 大宮駅/撮影:裏辺金好)

(写真:東北本線 大宮駅/撮影:裏辺金好)   

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