登場年:平成11年(1999年)
運転区間:徳島〜甲浦・海部・牟岐(阿南)
使用車種:キハ185系
牟岐線の特急列車は当初「うずしお」が徳島から延長運転する形でカバーしていたが、平成10年にN2000系の登場で、運転系統にメスが入るきっかけを作っていた。高松〜徳島間の競争力を維持したいJR四国はN2000系の数がそろう平成11年に運転系統を徳島で分割することを決意した。
この改正で「うずしお」の大部分はN2000系となったが、線路規格等に難があり、N2000系によるスピードアップ等の効果があまり期待できなかったため、「うずしお」は全列車徳島で打ち切りとし、牟岐線には新たな特急列車が設定された。これが「むろと」であった。
当初上下あわせて5本が設定された「むろと」であったが、1年で3本に減らされた。この状態のまましばらく運転されたが、徳島付近での通勤時間帯等での利用が見込める状況になったため、平成18年に入り、毎日運転の臨時列車として形で増発が実現している。
とはいえ、末端区間のローカル特急というイメージは拭うことができない状態であり、今後の利用状況しだいでは、運転区間の短縮等が考えられる列車でもある。