特急【成田エクスプレス】


「成田エクスプレス」で運用されるE259系。
(写真:総武本線 新小岩駅/撮影:裏辺金好)

●基本データ

登場年:1991(平成3)年
運転区間:成田空港〜新宿・池袋・横浜・大船・大宮・高尾・河口湖
使用車種:E259系
元使用車種:253系

●列車の解説

 「エラーポート」の汚名を返上すべく、成田空港のターミナルに鉄道が直通することになったが、この際にJR東日本がエアポート特急として投入したのが253系の「成田エクスプレス」だった。そして分割併合を容易に行える機構を採用した253系によって、都心側で多様な起点を実現した。当初の段階でも新宿・池袋・横浜が設定され、これを元に次第に起点が増えていった。

 当初からおよそ朝夕は毎時2本、昼間は毎時1本の運転本数で、総武線系統の列車としては非常に本数が多い列車となった。利用客も急速に増えていき、運転開始当初は3両+3両がほとんどであったものが、あっという間に最大12両という長編成列車へと成長した。ただし、これは運転本数がなかなか増やせない事情なども絡んでいる。
 
 2009(平成21)年10月改正からは、新型車両E259系が投入され、253系は2010(平成22)年6月末で引退した。京成電鉄が2010(平成22)年7月17日に開業させた成田空港への新路線「成田スカイアクセス」と新AE形に対抗すべく先手を打った形。2014(平成26)年7月26日からは、土休日に富士急行線の河口湖駅まで直通運転を開始している。

●ギャラリー(259系)


富士急行線の河口湖駅へ直通し、新たな需要の創出に成功。
(写真:中央本線 大月駅/撮影:裏辺金好)

(写真:富士急行線 河口湖駅/撮影:裏辺金好)

●ギャラリー(253系)


成田空港へのアクセス特急として確固たる地位を確立した「成田エクスプレス」だったが・・・。
(写真:物井〜佐倉/撮影:デューク)

 初冬の総武本線を行く「成田エクスプレス」。
(写真:物井〜佐倉/撮影:デューク)

12両編成で総武本線を快走する「成田エクスプレス」。日中でも12両編成の列車が存在するなど、かつての東北特急を髣髴させるような印象である。
(写真:市川駅/撮影:デューク)

 品川駅を通過する「成田エクスプレス」。
 なぜか流してみる。
(写真:品川駅/撮影:デューク)

 運転開始から少し経った頃の「成田エクスプレス」。
 横浜行きの列車は3両編成の列車が多い。15両が当たり前の区間なだけに3両だとさすがに短い。
(写真:横浜駅/撮影:デューク)

 「成田エクスプレス」の方向幕。
 LED化された車両もある。
(写真:東京駅/撮影:デューク)

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