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平成9年に急行「砂丘」が廃止となった後、智頭急行経由の特急「いなば」がキハ181系で運転されるようになっていたが、智頭急行線内では110km/h制限がかけられるなど、速度向上の障害となっていた。 平成15年に山陰本線の米子〜鳥取間、因美線の鳥取〜智頭間などが高速化された。これにあわせて「いなば」の車両が振り子機能を持ったキハ187系に置き換えられた。 ここで登場したのが「スーパーいなば」で、「いなば」時代が3往復であったのに対して5往復に増発され、さらに智頭急行線内の速度制限がなくなるなどの効果も手伝い、鳥取〜岡山間で20分以上のスピードアップが実現した。 通常は2両編成での運転だが、多客期には3両編成となる。
キハ181系「いなば」時代に何度か乗車したことがあったので路線そのものは知っている路線だったし、「スーパーはくと」には因美線高速化が完了した後何度か乗車していたので、「スーパーいなば」に乗車しても路線的な発見はなかった。 1ファンとしてはキハ181系時代の方がよかったような気がしていたのだが、実際に乗車してみるとそんな気は吹き飛んだ。 夏の真っ盛りの鳥取駅に到着した私の前にキハ187系がやってきた。私の乗車する「スーパーいなば」号だ。これに岡山まで乗車するのだ。 キハ187系の中でも特に500番台に分類された車両が充当されていたが、この車両は最高速度が智頭急行線内の最高速度にあわせて130km/hとなっていた。 まさに激走。独特のうなりを上げるキハ187系の真価をここでも見た気がした。 智頭急行線の終点上郡まではあっという間に着いてしまった感じだ。 さて・・・キハ181系時代からのお約束だが、ここで進行方向が変更となるのだが、座席の向きを変更する人はほとんどいない。あと30分程度とわかっているからか。私も面倒なので変えずに後ろ向きに据わった状態で岡山まで行くことになった。 大阪方面への「スーパーはくと」に比べて編成の長さや本数では一歩譲るが性能はむしろ勝っており、これからの発展が楽しみになった一時であった。
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