特急【サロベツ】
     J.R. Limited Express "Sarobetsu"


繁忙期で増結されて運転する「サロベツ」
(写真:札幌駅/撮影:デューク)

●基本データ・運転区間
登場年:平成12年(2000年)
運転区間:札幌〜稚内
使用車種:キハ183系

●列車の解説
 宗谷本線系統の優等列車は長い間急行列車メインで運転されてきた。というよりも、急行列車のみでまかなわれてきた。その傾向はJR化後も変わらず、キハ40系から改造されたキハ400を中心に晩年はキハ183系まで使用されていた。
 だがしかし、他線区が特急列車ばかりになる中、宗谷本線系統にも特急運転の要望が強くなり、キハ400の陳腐化を機に宗谷本線の運転体系を見直すことになった。ここで登場したのが「スーパー宗谷」そして「サロベツ」であった。
 「サロベツ」は急行「サロベツ」のスジを引き継いだが、最高速度・加減速性能の勝るキハ183系を投入したことによってスピードアップが実現した。運転本数は急行時代から変わらず1往復であった。ちなみに急行「サロベツ」のルーツは天北線を経由して札幌と稚内を結んでいた急行「天北」である。
 編成は3両を基本にして多客期に増結する体制をとっている。ただ、「サロベツ」は全車普通車であり、グリーン車を連結しスピードも速い「スーパー宗谷」に比して、地味な印象は免れないようだ。
●ギャラリー

 キハ183系の非貫通タイプの「とかち」と並んだ「サロベツ」。
両者とも同じキハ183系であるが、まるっきり別形式のようだ。この光景もいつまで見ることが出来るか・・・ 。
(写真:札幌駅/撮影:デューク)


 稚内に到着した「サロベツ」。
 同区間を走行する「スーパー宗谷」とともにJR気動車の中では最長距離を走行する列車である。上下列車とも昼頃に始発駅を出て夕方到着するダイヤである。

(写真:稚内駅/撮影:デューク)


 豊平川に差し掛かる「サロベツ」。
他の特急列車に比べて輸送力は大きくないが、週末を中心に増結されることがあり、4両編成での運転も良く見かける。
(写真:苗穂〜白石間/撮影:デューク)

 「サロベツ」の方向幕。
他のキハ183系特急と同じデザインの方向幕である。JR北海道では一般的なデザインとなっているようだ。
(写真:札幌駅/撮影:デューク)
 

2006/10/18更新(2006/07/09初版)