特急【サロベツ】


キハ261系化された「サロベツ」。愛称幕は「スーパー宗谷」から愛称表示を抜いたものへ変更されてしまった。
(写真:宗谷本線 旭川駅/撮影:リン)

●基本データ

登場年:2000(平成12)年
運転区間:札幌〜稚内 → 旭川〜稚内
使用車種:キハ261系
元使用車種:キハ183系

●列車の解説

 宗谷本線系統の優等列車は長い間急行列車メインで運転されてきた。というよりも、急行列車のみでまかなわれてきた。その傾向はJR化後も変わらず、キハ40系から改造されたキハ400を中心に晩年はキハ183系まで使用されていた。

 だがしかし、他線区が特急列車ばかりになる中、宗谷本線系統にも特急運転の要望が強くなり、キハ400の陳腐化を機に宗谷本線の運転体系を見直すことになった。ここで登場したのが「スーパー宗谷」そして「サロベツ」であった。

 「サロベツ」は急行「サロベツ」のスジを引き継いだが、最高速度・加減速性能の勝るキハ183系を投入したことによってスピードアップが実現した。運転本数は急行時代から変わらず1往復であった。ちなみに急行「サロベツ」のルーツは天北線を経由して札幌と稚内を結んでいた急行「天北」である。

 2017(平成29)年3月4日改正では、運転区間が旭川〜稚内間に短縮されるとともに、キハ261系化されている。

●ギャラリー(キハ261系)


(写真:宗谷本線 旭川駅/撮影:リン)

キハ183系時代と異なり、愛称にも英語表記を追加。
(写真:宗谷本線 旭川駅/撮影:リン)

●ギャラリー(キハ183系)


繁忙期で増結されて運転する「サロベツ」
(写真:函館本線 札幌駅/撮影:デューク)

スラントノーズ車が連結された「サロベツ」
(写真:函館本線 札幌駅/撮影:裏辺金好) 

札幌駅への送り込み回送
(写真:函館本線 琴似駅/撮影:裏辺金好) 

稚内に到着した「サロベツ」。運転区間短縮前までは、同区間を走行する「スーパー宗谷」とともにJR気動車の中では最長距離を走行する列車だった。上下列車とも昼頃に始発駅を出て夕方到着するダイヤである。
(写真:宗谷本線 稚内駅/撮影:リン)

「サロベツ」の愛称幕。
(撮影:リン) 

「サロベツ」の方向幕。他のキハ183系特急と同じデザインの方向幕である。
(撮影:リン) 

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