掲載日/2004・08・15
更新日/2004・11・21


さざなみ
さざなみ
種別
特急
登場年
昭和47年
使用車種
183系(平成16年まで)
E257系(平成16年〜)
主な運転区間
東京⇔君津・館山(千倉)
運転本数
5往復(平成16年)
表定時速
68.4km/h(8号・平成16年)
【特急区間最速】79.9km/h(1号・平成16年)
備考
・昭和47年の東京地下駅開業、房総西線(内房線)の全線電化完成の際に登場した内房線の電車特急で、房総特急の代表格のひとつ。
D.Vの乗車メモ
・国鉄時代の昭和60年に旅行で館山〜千葉間乗車。その後は東京⇔木更津間で乗車している。グリーン車も一度だけ乗車した。

列車の解説

昭和47年に東京地下駅が開業し、合わせて房総東線と房総西線の全線電化が完成した。この時に房総西線経由の特急列車として登場したのが「さざなみ」である。なお、この改正の際に房総西線は内房線と改称している。
183系が使用され、グリーン車連結の9両編成で、季節運転を含めて10往復が登場し、L特急として活躍した。
昭和60年の改正では、一部の列車はグリーン車の連結をやめ、通常は6両で、多客期には3両を増結するという方針に転換した。その代わり増発されている。
JR化後はグリーン車が全列車に復活するなど、再び活気を取り戻したが、平成2年に「成田エクスプレス」の運転に備え、「さざなみ」は京葉線経由に経路変更された。
平成5年になると新型の255系を使用した「ビューさざなみ」が登場し、「さざなみ」は看板列車から多少ランクが落ちることとなった。この影響が出たのか、グリーン車の利用率が悪くなり、グリーン車が廃止され、8両編成となった。
その後は「あずさ」「かいじ」への新型車両投入によって押し出されたグレードアップ車両への置き換えなどが実施されたが、ついに平成16年にE257系500番台によって「さざなみ」は全面的に置き換えられた。この置き換えによって、君津以遠での各駅停車の運用は1本をのぞいて取り止めとなり、再び特急らしくはなったが、今度は編成長が、基本5両とちょっと物足りなくなった感じだ。

乗車時の感想

「さざなみ」は国鉄時代に乗車したことのある数少ない特急の一つで、房総への旅行の際に帰りの列車として利用した。利用区間は館山から千葉までであった。
前日に「わかしお」に乗っていたため、また特急に乗れるとあって、幼いながら、随分と舞い上がっていたことを覚えている。
しかし、乗車時の印象は「わかしお」よりも「さざなみ」の方が強烈に残っている。
「さざなみ」に乗車していたとき、窓のところのテーブルに未開封のサイダーの缶を置いていたのだが、電車が揺れた拍子に床に落ちてしまった。
そのとき、私は缶を拾ってもとのところに戻したのだが、炭酸飲料は振ったりすると開封した時に噴出すということをまだ知らず、そのまましばらく放置した後、のどが渇いたので、サイダーの缶を開けてしまった。
その瞬間、サイダーが噴水のように飛び散って、前後に座っていた乗客の方に降り注ぐことになった・・・(汗)。天井にまで達していたようで、天井からもポタポタ落ちてくる始末・・・。
結局、両親と前後の乗客の方に謝って回る羽目になったわけだが、この一件があったために「さざなみ」という列車にはどこか愛着のようなものを感じている。

その後は、グリーン車に乗車したり、ホリデーパスの小旅行で利用してみたりと何かと利用しているのだが、平成16年に置き換えられたので、新しい車両に乗って房総へ旅したいものだ。

ギャラリー

「さざなみ」の行き先表示機。
E257系に置き換えられ、全面的にLEDとなった。コンパクトな表示機に必要な情報が網羅されているのはさすがにLEDだなぁとおもう。
東京にて。
新型車両になった「さざなみ」。
京葉線経由の「さざなみ」「わかしお」は観光にビジネスに利用客が多いため、ようやくといった感はあるものの、最新のE257系に置き換えられた。前面の塗装は賛否両論あるようだが、慣れるとそんなに気にならない。
基本編成は5両でラッシュ時以外は5両で走ることになった。
葛西臨海公園にて。
ここからは懐かしい183系時代の画像だ。
「さざなみ」の行先方向幕。
国鉄時代のレイアウトを踏襲している。L特急という呼称はJR東日本管内では廃止されてしまったが、方向幕には未だに健在である。
オリジナルの「さざなみ」は1往復を除いて館山〜君津間が普通列車となっているが、平成16年の改正で車両の置き換えとともに特急への回帰現象が起こるようだ。
五井にて。
高速で通過中の「さざなみ」。
「さざなみ」はもともと総武快速線を経由して東京まで直通していたが、「成田エクスプレス」の運転開始に備え、全通した京葉線経由に改められた。
京葉線内は無停車だったが、利用客が多い海浜幕張に一部列車が停車するようになった。
あと、臨時ではあるが、舞浜に停車する場合もある。
新習志野にて。
1500番台の先頭車の「さざなみ」。
0番台が基本的にLEDとなってしまったのに比べれば1500番台はいまだに幕式のヘッドマークを装備しているため、人気が高い。
ただ、0番台と共通運用のため、何がやってくるかは運任せなのだが・・・。
舞浜にて。
内房線を快走する「さざなみ」。
内房線は東京湾沿いを走っていて、木更津あたりまで京葉工業地域の一角に数えられているため、あまり景色は良くない・・・と思われがちだが、案外田園風景なども見れて、いい感じだ。
ちなみに線路の上の高架の道路は東京湾「アクアライン」に通じている道だ。
袖ヶ浦〜巌根間にて。


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