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房総系統の優等列車は内房線・外房線が先行して電化の上、特急運転開始していたが、昭和50年に至り、総武本線も全線で電化が完了したため、特急が設定されることとなり、総武本線で銚子まで直通する「しおさい」が登場した。 当初は「さざなみ」等と共通の9両編成で、グリーン車も連結していた。 昭和57年には急行「犬吠」を吸収して増発されるが、昭和60年のダイヤ改正では利用率のよくないグリーン車の連結が中止され、基本編成6両に3両の付属編成をくっつけたモノクラス9両での運転に切り替えられた。この状態で、JR時代を迎えるが、多客期にはグリーン車連結が実施されるなど、利用の低下が進む房総北部の特急の中では健闘した。 その後、編成は8両の一体編成に組み替えられ、「さざなみ」「わかしお」と同じ編成となった(1往復除く)。 中央本線にE257系が登場した際にはグレードアップ車両が大挙押し寄せ、8両編成の中間車が一気に置き換えられた。 運転本数は登場時の5往復から現在では8.5往復となり、本数上では最盛期といえそうだ。上り最終列車のみ新宿着で運転されており、房総特急の中でも異色の存在となっている。 平成16年にE257系500番台が登場したが、「しおさい」の置き換えは見送られ、少なくとも平成16年度中は183系での運転が続けられ、平成17年12月のダイヤ改正でいっせいにE257系と255系に置き換えられた。
「しおさい」は総武快速線の東京地下駅をターミナルとする183系特急の中では唯一昼間も運転される特急なのだが、乗る機会が無いまま平成9年になってしまった。 「あやめ」「すいごう」がそろそろやばそうだと感じていたので、機会を見計らって「しおさい」にも乗らなければならないな・・・と思っていた。 そんな折、成東に用があり、行きは時間が合わなかったものの、帰りはうまいこと東京行きに乗れそうであったので指定券を購入して乗車した。 総武本線でも佐倉以遠は単線で、線形も良くないため、あまりスピードが出ない感じだったが、佐倉以西はさすがに特急としての貫禄を見せ付けてくれた。 その後、銚子に行く機会があり、銚子まで完乗したが、成東以東は更に線形が悪くなるのかよく揺れたなぁ・・・という印象が強い。 ホリデーパスを利用して錦糸町〜成東で利用した時は中間車がグレードアップ化されていて驚いた。 183系の最終日、仕事を半日で切り上げた私は東京駅の地下ホームへいった。東京と銚子を記念乗車するためである。東京駅には平日の昼間だと言うのに別れを惜しむファンがたくさん詰め掛けていた。沿線も多くのファンが待ち構えていた。 さて、銚子駅につくとここもファンの数が多く、私は2時間ほどのインターバルを置いて最終16号にに乗り込んだ。この列車の指定席は錦糸町まで買っていたが、車掌に聞くと新宿まで乗っても良いと言うので、新宿まで乗車した。新宿に着くとここにも人。一般の客さんが何事かと見ていたが、まったく気にもせず撮影していた。 そして、翌日からE257系と255系の時代へと突入したわけである。
壁紙等に使用できる大き目の画像を公開している「鉄道画像工房」では、特集「さらば183系「しおさい」「あやめ」」を開催している。 「しおさい」の画像を多数公開しているため、こちらも是非参考にされたい。
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