登場年:平成8年(1996年)
運転区間:京都〜福知山
使用車種:183系(485系)
平成8年に山陰本線園部〜綾部間の電化が完成した。これを期に京都口で運転されていた特急「あさしお」と急行「丹後」の運用形態が抜本的に見直され、両列車とも行先がまちまちであったものを、全列車特急とした上で、行先別に愛称をまとめることになった。
従来、朝夕の通勤時間帯に運転されていた京都〜福知山間の急行「丹後」に関しては性格はそのままに「たんば」となった。当初は通勤時間帯のみの運転であり、イマイチ影の薄い存在であり、多客期には天橋立まで延長の上「はしだて」として運転されるなど、時刻表上も列車の運転を確認するのが大変な列車であった。
この「たんば」の運転が見直されることになったのは「しらさぎ」 で使用されていた中間先頭車の転属であった。これによって綾部から舞鶴方面へ向かってしまう「まいづる」と福知山方面の列車を併結させることが可能となり、この併結相手のメインとして「たんば」に白羽の矢が立てられた。
現在は大半の列車が「まいづる」と京都〜綾部間で併結しており、一方、福知山では福知山線からの特急と接続するようになっている。
ちなみにもともと「丹波」という急行が存在していたが、こちらは福知山線経由の急行列車であった。「丹後」が京都発の急行であったが、なぜ「たんご」とならなかったのかは興味深い謎であろう(まあ、理由は大体予想できるが)。