特急【とかち】
     J.R. Limited Express "Tokachi"


帯広特急として「おおぞら」から独立した「とかち」
(写真:苗穂〜白石間/撮影:デューク)

●基本データ・運転区間
登場年:平成2年(1990年)
運転区間:札幌〜帯広・釧路
使用車種:キハ183系

●列車の解説
 特急「おおぞら」は国鉄末期から増発されていたが、ほとんどが釧路行きで1往復だけ帯広発着であった。ほかに急行「狩勝」などがあったが、こちらは滝川経由で札幌までの時間はかなりかかっていた。
 JR北海道は平成2年、札幌〜帯広間に特急を新設し、「おおぞら」から分離することにした。同時に「狩勝」は快速に格下げされている(滝川止)。
 このとき誕生したのが「とかち」である。モノクラスでの運転であった。しかし、1年も経たないうちに観光特急として「スーパーとかち」と名前を変更したため、「とかち」の名前はしばらくお蔵入りすることになった。
 その後、平成9年にキハ283系が登場した際に「とかち」の名前が復活している。このときはキハ183系の「スーパーとかち」も健在で、しかも「とかち」でありながらキサロハ182を連結する列車もあるなど愛称がわかりにくくなった嫌いもあった。その後平成13年に、キハ283系が「スーパーとかち」に使用されることになったため、愛称が整理され、キハ183系を使用する列車はすべて「とかち」となり、キサロハ182は編成からはずされている。
 なお、「とかち」はキハ183系の0番台車を使用している列車でもあるので近いうちに置き換えの可能性がある。
●ギャラリー

 500番台に比べてヘッドマークが大きいのでこちらをアップで撮ってみた。ヘッドマークとはいっても、Tが大書きされているだけだ。
 登場時のマークを再現してくれれば良かったのに。
(写真:帯広駅/撮影:デューク)


 0番台側。
 キハ183系「スーパーとかち」の頃の名残なのか編成内に0番台と500番台が混在しているのが特徴だが、0番台側を撮ってみた。なお、「オホーツク」を含めて0番台は近いうちに全廃の可能性がある。

(写真:白石駅/撮影:デューク)


 500番台側。
 塗装は「北斗」用の車両と同じだ。500番台側が自由席なので、帯広から乗るなら指定席よりも自由席のほうが良いかもしれない。
(写真:帯広駅/撮影:デューク)

 先頭車改造された車両が先頭をつとめる「とかち」。
 普段の6両編成から、増結され堂々たる8両編成で運転されていた。額部分のヘッドライトが上に移って運転室の下の部分にもヘッドライトが設置されたが、基本的なデザインはキハ82に近いものがある。
(写真:新札幌駅/撮影:デューク)

 「とかち」の行先方向幕。
JR北海道の特急列車の標準的な方向幕。それにしても・・・北海道の特急は行先別の愛称を使っていて、「とかち」の場合札幌⇔帯広しかないのだから、JR西日本のように起終点を表記してしまえば1枚ですみそうな気も。
(写真:帯広駅/撮影:デューク)
 
 

2006/10/16更新(2005/01/10初版)

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