登場年:1990(平成2)年
運転区間:札幌〜帯広
使用車種:キハ183系
特急「おおぞら」は国鉄末期から増発されていたが、ほとんどが釧路行きで1往復だけ帯広発着であった。ほかに急行「狩勝」などがあったが、こちらは滝川経由で札幌までの時間はかなりかかっていた。
JR北海道は平成2年、札幌〜帯広間に特急を新設し、「おおぞら」から分離することにした。同時に「狩勝」は快速に格下げされている(滝川止)。
このとき誕生したのが「とかち」である。当初はモノクラスでの運転で、さらに1年も経たないうちに観光特急として2階建車両(キサロハ182形)を連結することに伴い、「スーパーとかち」と名前を変更したため、シンプルな「とかち」の名前はしばらくお蔵入りすることになった。
その後、1997(平成9)年にキハ283系が登場した際に、「とかち」の名前が復活している。このときはキハ183系の「スーパーとかち」も健在で、しかも「とかち」でありながらキサロハ182を連結する列車もあるなど愛称がわかりにくくなった嫌いもあった。その後2000(平成12)年に、キハ283系が「スーパーとかち」に使用されることになったため、愛称が整理され、キハ183系を使用する列車はすべて「とかち」となり、2001(平成13)年にはキサロハ182が編成から外されている。
なお、2007(平成19)年10月改正で0番台は基本的に運用を外れ、500番台以降のキハ183系での運用になった。さらに2009(平成21)年10月改正で261系が追加投入されるとともに、全列車が「スーパーとかち」化され、愛称が消滅した。、