快速【あいづライナー】
     J.R. Rapid Service Train "Aizu Liner"

国鉄色に戻った「あいづライナー」。トレインマークは「あかべぇ」デザインのまま。
(写真:磐越西線 郡山駅 撮影:裏辺金好)
●基本データ・運転区間
登場年:2003(平成15)年 /再登場年:2007(平成19)年
運転区間:郡山〜会津若松
使用車種:485系、583系

●列車の解説
 かつて上野まで運転されていた485系特急「あいづ」は1993(平成5)年に、リニューアルされた485系による「ビバあいづ」となったが、2002(平成14)年に再び「あいづ」に戻り、国鉄色の485系が復帰。ヘッドマーク等も懐かしいものが復活したが、それとは裏腹に利用客の減少が目立ち始めていた。

 高額の特急料金を徴収してまで特急として運用することが妥当かどうか議論されたのかどうかは不明だが、ひとつの結論として料金不要の快速化されることになった。これによって2003(平成15)年10月1日に格下げされて登場したのが「あいづライナー」である。使用する車両は、引き続き国鉄色485系の6両編成で、グリーン車も普通車指定席も継続して設定されていた。

 当初は平日ダイヤと休日ダイヤに分かれており、特に休日はフル稼働状態であったが、平成16年の春には休日ダイヤが廃止され、あまり観光利用に向かない時間設定が休日にも適用されたため、午前中の1号を除くと利用しづらい列車となってしまった。

 そのため結局、2004(平成16)年の10月のダイヤ改正で相棒の「ばんだい」ともども廃止されることとなったが、「あいづライナー」はダイヤ改正を待たずに運転が無くなり、事実上廃止されてしまった・・・ように思われた。ところがJR東日本では会津観光PRを本格的に行うようになり、まずは特急「あいづ」が夏季の臨時運転で2005年は新宿発着で復活。そして、2006年以降は上野発着で夏季の臨時運転が行われている。

 そして、あいづライナーも485系「あかべぇ編成」を使用して2007(平成19)年3月から通年で運転が再開され、「あかべぇ」編成が郡山総合車両センターで検査を受けるときや、特急「あいづ」として運転される時期などは583系による代走運転が行われている。

 2011(平成23)年6月からは「あかべぇ」編成は国鉄色に復元。トレインマークは引き続き「あかべぇ」デザインのまま活躍している。

○行先方向幕

「あかべぇ」塗装となり、大胆なデザインとなった485系による「あいづライナー」。現在は国鉄色に戻された。
(写真:磐越西線 郡山駅 撮影:裏辺金好)


485系「あいづライナー」の方向幕は、快速「あいづ」と表示。
(撮影:裏辺金好)


最近では583系による運転もよく見られるようになってきた。
(写真:磐越西線 郡山駅/撮影:裏辺金好)


583系の場合、側面には「あいづライナー」と愛称をフルに表示。
(撮影:裏辺金好)


485系特急「あいづ」と583系快速「あいづライナー」の並び。
(写真:磐越西線 郡山駅/撮影:CH様)