快速【あいづ】【あいづライナー】


2016年〜17年の年末年始は、キハ48形ジョイフルトレイン「リゾートみのり」を用いて運転。
(写真:磐越西線 郡山駅 撮影:裏辺金好)

●基本データ

登場年:2003(平成15)年 /再登場年:2007(平成19)年
元運転区間:郡山〜会津若松
元使用車種:485系、583系、キハ48形など

●列車の解説

 かつて上野まで運転されていた485系特急「あいづ」は1993(平成5)年に、リニューアルされた485系による「ビバあいづ」となったが、2002(平成14)年に再び「あいづ」に戻り、国鉄色の485系が復帰。ヘッドマーク等も懐かしいものが復活したが、それとは裏腹に利用客の減少が目立ち始めていた。

 高額の特急料金を徴収してまで特急として運用することが妥当かどうか議論されたのかどうかは不明だが、ひとつの結論として料金不要の快速化されることになった。これによって2003(平成15)年10月1日に格下げされて登場したのが「あいづライナー」である。使用する車両は、引き続き国鉄色485系の6両編成で、グリーン車も普通車指定席も継続して設定されていた。

 当初は平日ダイヤと休日ダイヤに分かれており、特に休日はフル稼働状態であったが、平成16年の春には休日ダイヤが廃止され、あまり観光利用に向かない時間設定が休日にも適用されたため、午前中の1号を除くと利用しづらい列車となってしまった。

 そのため結局、2004(平成16)年の10月のダイヤ改正で相棒の「ばんだい」ともども廃止されることとなったが、「あいづライナー」はダイヤ改正を待たずに運転が無くなり、事実上廃止されてしまった・・・ように思われた。ところがJR東日本では会津観光PRを本格的に行うようになり、まずは特急「あいづ」が夏季の臨時運転で2005(平成17)年は新宿発着で復活。そして、2006(平成18)年以降は上野発着で夏季の臨時運転が行われた。

 そして、あいづライナーも485系「あかべぇ編成」を使用して2007(平成19)年3月から通年で運転が再開され、「あかべぇ」編成が郡山総合車両センターで検査を受けるときや、特急「あいづ」として運転される時期などは583系仙台車による代走運転が2011年まで実施。

 2011(平成23)年6月からは「あかべぇ」編成は国鉄色に復元。トレインマークは引き続き「あかべぇ」デザインのまま活躍を開始したが、2012(平成24)年2月25日からは、元「日光・きぬがわ」用の485系に運転をバトンタッチした。ただし、検査時等には国鉄色の485系が登板している。

 このまま当面運転が継続されるかに思えたが、2015(平成27)年3月14日改正で車両の老朽化を理由として、ついに列車が廃止となった。しかし、同年4月〜6月の金曜日・土休日については快速「あいづ」、2016年春のGWは快速「春の会津ふるさと号」として485系国鉄色で運転。さらに、2016(平成28)年6月18日には特急「あいづ」が485系国鉄色ラストランの一環として、郡山〜会津若松間で1往復運転されている。

 2016(平成28)年8月12日〜16日は、583系で快速「あいづ」が臨時運転されている。さらに、2016年〜2017年の年末年始はキハ40形ジョイフルトレイン「リゾートみのり」を用いて運転される。

●ギャラリー(485系・583系)


「あかべぇ」塗装となり、大胆なデザインとなった485系による「あいづライナー」。
(写真:磐越西線 郡山駅 撮影:裏辺金好)

国鉄色に戻った「あいづライナー」。トレインマークは「あかべぇ」デザインのまま。
(写真:磐越西線 郡山駅 撮影:裏辺金好)

同じ485系ながら、目まぐるしく車両や塗装が変わる「あいづライナー」。こちらは元「日光・きぬがわ」用の車両を転用したもの。
(写真:磐越西線 郡山駅 撮影:裏辺金好)

2011年まで行われた583系による代走。
(写真:磐越西線 郡山駅/撮影:裏辺金好)

元「日光・きぬがわ」編成時代の485系「あいづライナー」の方向幕は、単純に「あいづ」と表示。
(撮影:裏辺金好)

「あかべぇ」編成時代の485系「あいづライナー」の方向幕は、快速「あいづ」と表示。
(撮影:裏辺金好)

583系の場合、側面には「あいづライナー」と愛称をフルに表示。
(撮影:裏辺金好)

485系特急「あいづ」と583系快速「あいづライナー」の並び。
(写真:磐越西線 郡山駅/撮影:CH様)

●ギャラリー(キハ48形「リゾートみのり」)


(写真:磐越西線 郡山駅 撮影:裏辺金好)

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