快速【ホリデー快速鎌倉】
     J.R. Rapid Service Train "Holiday Rapid Train Kamakura"

スカ色の115系が主に使用される。
(写真:武蔵野線 西国分寺駅/撮影:デューク)
●基本データ・運転区間
登場年:1992(平成4)年
運転区間:小山〜鎌倉 → 大宮〜鎌倉 → 南越谷〜鎌倉
使用車種:115系

●列車の解説
  世界的な観光地である鎌倉は東京から1時間程度の距離ということもあり、首都圏内からの需要はそこそこあり、大宮から武蔵野線を経由して鎌倉まで直通する列車が設定されたが、これが「ホリデー快速鎌倉」号であった。登場年は小山始発であったが、翌年からは大宮始発に変更。さらに2011年からは南越谷駅始発に変更となった。

 始終点だけ見ると現在の湘南新宿ラインのルートと同じに見えるが、武蔵野線を経由するため、まったく別の列車であり、湘南新宿ラインの開通で列車の性格は武蔵野線沿線からの需要に変わっている感はある。

 当初は小山電車区(現小山車両センター)所属の湘南色の115系7両編成での運転であった。やはり、定期列車ではお目にかかれない武蔵野線の新鶴見〜府中本町間などの走行などがファンの間では注目された。ところが、小山区の115系は湘南色であったため、特に横浜駅には東海道線ホームに停車していたこともあり、誤乗が相次いだため、横須賀線から113系が撤退したのを機に、豊田電車区(現豊田車両センター)の横須賀色の115系6両編成に運用を変更した。

 余談だが、この運用変更のあおりを受けたのが165・169系で運転されていた快速「むさしの」号で、「ホリデー快速鎌倉」号との共通運用となり、115系に置き換えられてしまった(現2010年12月改正からは、普通列車「むさしの」となり、武蔵野線の205系等を使用している)。

●ギャラリー

「ホリデー快速鎌倉」の方向幕。国鉄時代の優等列車の方向幕に準じたレイアウトが採用されている。
(写真:武蔵野線 西国分寺駅/撮影:デューク)

大宮に向けて夕暮れの武蔵野線を走っていく「ホリデー快速鎌倉」号。
春や秋などは、大宮行きの列車が武蔵野線から東北線に抜ける頃には薄暗くなっている。
(写真:武蔵野線 西浦和〜北朝霞/撮影:デューク)


東海道線を下っていく「ホリデー快速鎌倉」号。
武蔵野線を経由する「ホリデー快速鎌倉」号は鶴見と新子安の間で東海道線に合流して、戸塚を発車後、横須賀線に合流する。したがって、新子安のあたりでは東海道線の線路を走る。運転経路は興味が尽きない。
(写真:京浜東北線 新子安駅より/撮影:デューク)

大宮に向けて夕暮れの武蔵野線を走っていく「ホリデー快速鎌倉」号。
春や秋などは、大宮行きの列車が武蔵野線から東北線に抜ける頃には薄暗くなっている。
西浦和〜北朝霞間にて。