2006年9月7日
     「デュークの日本列島漫遊記」番外編 第一期


連絡バスから降りて飛行機の雄姿を撮る。
(写真:羽田空港/撮影:デューク)

●プロローグ
 2006年のGWに日本列島を縦断する長旅を行ったデュークでしたが、いくつか時間の都合で心残りのまま移動してしまったところがありました。また、「漫遊記」の完成のためにも、どうしても行っておきたいところもあったため、貴重な夏休みを利用して再び漫遊に出かけることにします・・・とはいえ、本編のようにまとまった時間が取れるわけでもなく、かなりピンポイントに出かけることになりますが。
 「デュークの日本列島漫遊記」の番外編ということで、今回はお楽しみください。なお、番外編1回ではとても目的を達成することはできそうになかったので、今回は第一期とし、今後1ヶ月ほどかけて漫遊記を完成させていく予定です。
 ええと、今まで鉄道を極力利用し、他の交通機関はほかに選択肢がない場合利用する・・・という方針で来ていましたが、今回より撤回いたします。時間と費用を鑑みて、より私の都合にあった交通機関を利用していくことにします。というわけで、鉄道利用の回数は減ることが予想されますが、どうかご勘弁ください。
●いきなり寝坊してしまう波乱のスタート・・・
 朝、目覚ましを5時過ぎにかけていたのに、どうやら起きることができなかったようで、気がついたときには7時を回っていました。寝坊です。旅行当日に寝坊したのは初めてかも・・・(泣)
 とりあえず、時間がないので、慌てて着替えて出かけます。事前に準備とておいて良かった・・・。しかし、旅行の行程がいきなり変更になってしまいました。まあ、大筋にはまったく影響ないのですが。
 本当は電車で羽田空港へ向かうはずが、のんびり電車に乗っている時間もなくなったので・・・しかも電車はラッシュで、とてもでかい荷物持った人間が乗るのは厳しい状況でもあったわけで。このラッシュを避けるために朝早く出るはずだったのに。仕方ないのでリムジンバスで羽田空港まで直行します。

 7:49発 羽田空港行。東京空港交通(いわゆるリムジンバスの代名詞)。
 空港連絡バスの中では本数の多い部類に入る幕張・千葉線。乗車率は9割を超える繁盛振り。検見川浜駅でも10人くらい乗り込みました。乗客が多かったのか10分ほど遅れていました。
(写真:検見川浜駅/撮影:デューク)

 10:15発 ANA747便
 エアバスA320 19A席
 本当は羽田空港で飛行機の写真でも撮ろうと思っていたのですが、寝坊のおかげでそんな余裕はなく、朝食も食べていなかったので手続きして朝食を食べたら時間切れとなってしまいました。
(写真:羽田空港/撮影:デューク)
●いまいちの天候
  さて、羽田空港からはANAの飛行機で出かけます。航空券を受け取ると搭乗口は106番。連絡バスに乗って沖止めの飛行機に乗るパターン。乗る立場だとボーディングブリッジからの搭乗のほうが楽でいいのですが。しかし、普段はほとんど撮影不可能といっても良いアングルで飛行機を撮れるのはいいのですが、あまり調子に乗っていると怒られます。
 離陸まではスムーズでした。羽田空港周辺は雲が低く垂れ込めていましたが、この雲、それほど厚くなく、離陸してすぐに青空が見えるようになりました。
 しかし、今日は大気の状態が不安定だそうで、ベルト着用サインはなかなか消えず、消えた後も飲み物等のサービスなどは行われず、そのまま到着地であるのと空港へ到着したのでした。でも、揺れる揺れるといっていたわりにはいつものと大して変わらないような気もしたのですが・・・。

 主翼と眼下に広がる雲の世界。
 座席がちょうど主翼のすぐ後ろ辺りであった。
(写真:機内から/撮影:デューク)

 雲の間から姿をみせた富士山。
 こういうのを見ると富士山ってやはり高い山なんだナァと実感できます。
(写真:機内から/撮影:デューク)
●能登空港からの苦難
  能登空港へは定刻よりも早く到着しましたが、天候は大雨。やっぱり雨なのか・・・という状態でした。
 能登空港からはのと鉄道の穴水駅に向かおうと思ったのですが、路線バスは1時間以上来ないのです。1日2往復しかない能登空港の航空便に接続するバスがないというのはどういうことなんですかね。で、特急バスがあったのですが、こちらにも「穴水」という文字が見えたので、近くを通るのだと確信し、乗車。それにしても、バスの接続が余りよくないのはどうしたことだか・・・と思いましたが、実際には特急バスに乗ったのは私一人でした。接続が悪いから乗客がいないのか、そもそも乗客がいないから接続も悪いのか・・・どっちでしょう?
 で・・・穴水へ向けて出発したわけですが、結論を言えば敗北。そのバス停から穴水駅までは歩くと20分かかるとのこと。このまま特急バスに乗っていれば金沢まで運んでもらえる・・・ある意味究極の選択でしたが、バス停で降りました。
 私がバスから降りすると、それまで小雨になっていた雨が歓迎よろしく大雨に・・・。重たい荷物もって穴水駅まで歩くことになりました。途中、のと鉄道の廃線跡なども見つけたのですが、とても写真撮れる状況ではなく、穴水駅までひたすら歩くことに。
 あるくこと20分。12時過ぎにようやく穴水駅に到着。列車の時刻表を見たら列車は行った直後で次は1時3分。がく・・・。こんなことなら、能登空港から多少お金かかってもタクシーでくればよかったです。
 1時間近くも時間が開いたとはいえ、この雨では外をうろつく気にもなれず、待合室で昼寝かと思っていたら、ホームに去年の穴水以北廃止で一緒にお役御免になった車両がたたずんでいるのを発見。さっそく、記念に撮影に向かいますが、跨線橋をわたっていると、穴水駅の構内をよく観察することができました。今では使われることもなくなってしまった穴水以北の線路が、いまだに使われているかと錯覚させられました。
 そんなこんなで、時間は流れ、13:03発の七尾行きの単行列車に乗って、のと鉄道の残存区間を南下します。

 穴水駅の駅舎。以前はのと鉄道の能登線と輪島線の分岐駅で、にぎわったものと思われますが、雨が降っていたこともあってか、哀愁を漂わせていました。
(写真:穴水駅/撮影:デューク)

 跨線橋から廃線区間を見る。
 かつてはのと鉄道でも随一の駅として急行列車なども運転されていましたが、現在はここが行き止まりとなってしまいました。信号機なども取り払われてしまい、残された線路だけが雨に打たれています。
(写真:穴水駅/撮影:デューク)

 かつてのと鉄道の主力として活躍した車両。
 線路はさびきってしまっていますが、車両の状態は悪くないような気がします。あと、能登中島駅にはもと「のと恋路」号の車両が保存されていましたが、こちらの状態はあまりよくなさそうでした。
(写真:穴水駅/撮影:デューク)

 現在、残った区間で活躍する車両。
 単行運転が基本で、すべての駅でワンマン乗車を実施するあたり、のと鉄道の現状がわかる状態ですが、車両を思い切って新しくしたのは英断であったのではないでしょうか。
(写真:穴水駅/撮影:デューク)


2006/09/07更新(2006/09/07初版)