■8月29日

手稲駅構内
 おはようございます。
 とうとう北海道滞在も最終日となりました(明日は寝台車で上野に到着するだけなので)。

 今日はまず小樽を目指しますが、例によって駅撮りをしながらのんびり行きます。琴似・手稲・・・と行きますが、手稲駅では札幌始発の特急列車の回送列車が止まっていたんですが、ホームは6両分の有効長しかないので、はみ出していました。

 まあ、普通列車や快速列車は最大で6両編成なので、問題ないんでしょうが・・・

ほしみ駅

 札幌駅で時刻表を見ているとほしみ行の列車があるのですが、どんなところか興味があったので、手稲の次にほしみ駅に立ち寄ってみました・・・が、想像をはるかに超える田舎でした。何もないところです・・・まだ・・・というべきでしょうか。

 しかも、折り返しの設備なんてなかったような気がしたんですが・・・。札幌〜小樽間では唯一の無人駅ではないでしょうか。



小樽駅
 小樽駅には9時過ぎに到着しました。
本当は市内をくまなく観光したかったのですが、どうにもこうにも時間が取れなさそうだったので、やむなく、即タクシーに乗って出かけてしまいました。

 なお、市内を観光したい皆さんへ。
小樽市内を観光客のために観光名所を回る路線バスがあります。1回乗車ごとに200円ですが、1日乗車券が750円であります。データイムは本数も多いので利用してみてはいかがでしょうか。

 バスが行くところが観光地なので、ガイド等もっていなくても観光できてしまうのが便利です。

小樽交通記念館
 乗ったタクシーの運転手さんに小樽交通記念館まで・・・といったらあっさり鉄道ファンだとばれてしまいました・・・(汗)。結局、降りるまでSLの話と手宮線の話で盛り上がってしまいました。手宮線については後で紹介します。

 さて・・・小樽交通記念館です。鉄道に限らず、自動車や船のことも扱っていますが、施設を見る限り、どう考えても鉄道が中心。夏季限定とはいえ、SL列車に乗車することもできます。

アメリカ式の蒸気機関車
 館内に入ってまず目に入るのがこの蒸気機関車。北海道の開拓時代にアメリカから輸入された蒸気機関車です。しづか号だとか。

 以前は義経号というのもあったらしいです。
 前面の形状などはアメリカの車両の特徴をよく現しているんではないでしょうか。

中央ホームにいた車両 EF76
 野外の中央ホームには車両が展示してあります。露天での展示のため、状態は必ずしも良くないですが・・・(汗)
まず、EF76以下旧型を含めた客車群。

 EF76−500は北海道の電化を機に製作され、活躍してきた車両です。EF76の隣には蒸気機関車が展示されています。


中央ホームにいた車両 キハ80系気動車

 今回のメイン・・・です。
 思った以上に状態が悪いのが気になります。運転室を含めて車内も見学できます。食堂車も連結していますが、残念ながら食堂車の車内は原形をとどめていません。

 向こう側でキハ56が化粧直しをしていて、順次化粧直しをするらしいので、キハ80系も早急に化粧直ししてほしいです。

キハ58系(キハ56以下・・・)
 で・・・残念ながら化粧直し中で、このような状態でした。
後ろの2両は塗装も終わっており、美しい状態に戻っています。ちなみにキロ26はビデオカーに改造されていて、シートに座ってVTRを見ることができます。急行型のグリーン車のシートに座れる貴重な機会なのでぜひぜひどうぞ。

キハユニ25??
 形式を忘れてしまいましたが、郵便荷物合造客車です。郵便室に仕分け作業の様子が展示されていたのですが、等身大の人形が置いてあったので本当に作業しているのかと勘違いしてびっくりしてしまいました・・・(汗)

手宮線の線路
 北海道で初めて鉄道が開通したのがこの小樽で、その後は小樽築港駅から分岐する手宮線という支線になりました。戦後も残存して貨物輸送などに使用されましたが、現在は残念ながら廃止されています。

 交通記念館はこの手宮線の駅の跡地を利用して設置されたものです。この写真は交通記念館から小樽駅に戻る途中にあった看板です。



札幌〜岩見沢
特急「ライラック」5号
2号車12番D席
モハ781−2

 さて・・・小樽交通記念館を後にして小樽駅に戻った後、途中小樽築港駅に立ち寄って快速「エアポート」で札幌に戻りました。

 札幌から、今度は岩見沢へ向かいます。
利用したのは、北海道ではキハ183系とともにもはや古豪と呼んでも良い781系を使用した特急「ライラック」です。785系の登場ですっかり影の薄くなった感のある列車ですが、まだまだがんばっています。

 岩見沢までは27分で着きました。

岩見沢駅
 岩見沢からはバスに乗り換えるのですが、バスは行った直後でした。私が乗りたかった路線は00分と30分発で、駅からバスターミナルまで歩いて5分くらいは見たいのですが、「ライラック」かなり厳しいです。これが「スーパーホワイトアロー」だと大丈夫なんですが・・・。

 岩見沢のバスターミナルでは乗り場のことをホームと呼んでいます。まあ実際にホームみたいな感じなのですが。
で・・・時間が余ってしまったので駅の写真を撮ろうと思ったら、こんな感じでした。どう見ても建て替え中ですよね・・・・。

 これで、またここには取材に来なければなりません(爆)
補足ですが、岩見沢駅が仮駅舎なのは建て替え中だからではなく、火災で焼失してしまったためです。後で知りました。まもなく新駅舎の建設が始まるようです(この一文2005年加筆)。


三笠市の市街地
 バスに乗ってどこへ行ったのかというと、三笠と言うところに行きました。かつては幌内線という国鉄の支線が通っていたのですが、国鉄再建に伴う赤字ローカル線の廃止の嵐によって、かなり早い時期に廃止されてしまいました。

 岩見沢からバスで30分ほどの距離です。
 この道をまっすぐ行くと、旧三笠駅に着きます。昔は駅前通だったところです。だいぶ寂しくなった印象です。

三笠駅周辺の風景
 駅のすぐ手前に川が流れていて、橋がかかっているので、そこから1枚撮ってみました。川の右側は三笠駅の構内になります。なんだか・・・何の変哲もない絵ですねぇ・・・(汗)



三笠駅の駅舎
 三笠駅の駅舎はまだ残っています(駅名旧名なのが気になりますが・・・また、廃止前もこんな駅舎だったのかは不明です)。

 現在はここはクロフォード公園となっています。
 ここからさらに2キロほどいくと三笠鉄道記念館があり、いろいろな車両が展示されているのですが、バスの本数が少なく、今回は時間的にも厳しかったのでいけませんでしたが・・・目的の「ブツ」はここにあるので・・・




三笠駅構内
 ホームにはDD51と貨車が展示されていました。DD51は状態は思ったよりも良かったです。その向こう側に例の「ブツ」が見えます。

キハ80系気動車
 ここの目玉はなんといってもこれです。全国でも貴重なキハ80系の編成での保存です。露天での展示のため、状態は必ずしも良いとはいえませんが、この状態が維持されているのは喜ばしいことです。

 この位置から撮るとなかなか迫力があります。

 鋭い人は気付いたかもしれませんが、今回の私の旅行の裏の目的が明らかになりました(笑)

 行くところに偶然この車両がいる訳ではありません(爆)
実は今回の旅行は北の方に保存されているキハ80系気動車を巡る旅でもあったわけなのです。





編成で残るキハ80系
 JR東海にまだ車籍の残っているキハ80系が残っているものの、ふだんはカバーがかけられ、公開もされていません。

 それに引きかえ、食堂車を含む基本編成がまるごと残っているのは、大変貴重です。惜しむらくは編成の組成の仕方が間違っていることですが・・・どこが間違っているかわかりますか??

 この位置から撮ると編成が美しく撮れます。
 ここも補足ですが、編成の組成が間違っているのは所有者が分かれているためなのだとか(JR北海道と三笠市)。それと、露天での保存のため、盗難が後を絶たないのも悩みのようです。前面の貫通扉が盗難にあったこともあるらしいです。

札幌〜上野
特急「北斗星」2号
1号車8番上段
オハネフ25−2
 クロフォード公園で時間を潰していたら、あっという間に変える時間になってしまい、あわてて三笠バスターミナルへ行きました。

 バスに乗って岩見沢へ戻ると、ちょうど札幌行の「ライラック」がくるところでしたので飛び乗りました。

 札幌へ戻ったところで、遅めの昼食と、お土産などを買ったりして、ホームに上がってしばらく写真を撮ったりしていたら、「北斗星」が入線してきました。

 今回の旅行のラストはこの列車です。

 しかし、「北斗星」に乗るならやっぱ個室ですねぇ。開放寝台はあまり・・・(汗)。今回乗った車両はカルテットとして使用されていた車両のようで、上段にはテーブルすらありませんでした。上段で横になっていても面白くないので、ロビー室で時間を潰していました。


食堂車「グランシャリオ」
 食堂車はディナータイムは予約制ですが、ディナータイム終了後はパブタイムとなり、一般の乗客も利用することができます。

 パブタイムと同時に食堂車に行きました。せっかく食堂車が営業しているのですから、利用しないのはもったいないです。

 私でも放送とほぼ同時に行ったんですが、それでも先客が・・・早いなぁ。パブタイムなので、お酒やおつまみが中心ですが、ご飯も食べられます。多少高いですが。

 私が寝台に戻る頃には席はだいたい埋まっていました。まあまあの利用ですね。食事の時に頼んだワインが効いてきたのか、寝台に戻ったらすぐに寝てしまいました。